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夏は汗をかきやすく、体内の水分が不足することで血圧が普段より低くなることがあります。
高血圧の治療を受けている方は、血圧が下がった場合でも自己判断で薬を中止するのではなく、体調や血圧を確認しながら適切に対応することが大切です。
なぜ夏は血圧が下がるの?
夏になり気温が高くなると、体は熱を逃がすために末梢の血管を広げます。
それによって血管内の圧が下がり血圧が低下します。
さらに、暑さによって
汗をかく→水分が不足する→脱水になる
ことで血液量が減り、同じく血管内のあるが低下し血圧が普段より低くなりやすくなります。
そのため、夏と冬を比べると一般的に冬の血圧が高く夏の血圧は低くなる傾向があります。
こんな症状はありませんか?
血圧が下がりすぎると、次のような症状が現れることがあります。
・立ちくらみ
・めまい
・ふらつき
・全身のだるさ
・朝起きるのがつらい
・気を失いそうになる
このような症状がある場合は、血圧が下がりすぎている可能性があり注意が必要です。
夏場に高血圧の薬をやめてもいい?
自己判断で薬を中止することはおすすめできません。
血圧は毎日変動します。
血圧が低くても、脱水などの影響で一時的に下がってしまっているだけかもしれません。
自己判断で薬を中止すると、その後血圧が再び高くなり、脳卒中や心筋梗塞のリスクが高まる可能性があります。
もし、血圧の低い状態が続いたりふらつきが出たりした場合には医師にご相談ください。
血圧が下がっているときはどうすればいい?
まずは、低血圧に伴う症状が出ていないか確認してください。
ふらつきなど上記の症状が出てきているようであれば医療機関への受診をお勧めします。
症状がなく、血圧が極端に低いわけでなければ
① 水分補給をする
脱水が原因であれば、水分補給で改善することがあります。
② 涼しい場所で休む
エアコンの効いた部屋で休みましょう。
③ 時間をあけて血圧を測り直す
一度だけの測定では判断せず、5~10分ほど安静にしてから再測定しましょう。
これで回復するようであれば経過をみても問題ありません。
もし、低血圧が持続するようであれば、かかりつけ医へ受診し降圧剤について調整が必要か相談しましょう。
救急受診が必要な目安
脱水が軽度なうちは飲水で改善が見込めます。
しかし、高度の脱水になったり、血栓症を引き起こしてしまった場合には救急受診が必要になる場合もあります。
次の症状がある場合は、すぐに医療機関を受診してください。
・意識を失った
・吐き気を
・息苦しさ
・激しい頭痛
・手足の麻痺
・ろれつが回らない
血圧だけでなく、心筋梗塞や脳卒中などの可能性もあります。
夏を安全に過ごす5つのポイント
✅ のどが渇く前に水分補給する
✅ エアコンを適切に使用する
✅ 毎日同じ時間に血圧を測る
✅ 急に立ち上がらない
✅ 薬は自己判断で中止しない
よくある質問
Q. 夏は血圧の薬を減らした方がいいですか?
人によっては、夏場には薬の量を調整することがあります。
中には、冬場のみ内服して夏場には内服をしない場合もあります。
普段の家庭血圧をしっかりと測定することで、血圧の変化に気づくことが可能です。
内服薬の調整においては血圧手帳を持参して、かかりつけ医と相談して決めることが大切です。
Q. 血圧が低ければ薬は飲まなくてもいいですか?
一度低かっただけでは判断できません。
数日間の家庭血圧や体調を確認し、必要に応じて受診しましょう。
血圧の値によって指示がある場合には指示通りに内服を継続していきましょう。
まとめ
夏は脱水や暑さの影響で血圧が下がりやすい季節です。
・水分補給を心がける
・家庭で血圧を測定する
・自己判断で薬を中止しない
この3つが大切です。
めまいやふらつきなどの症状が続く場合は、薬の調整が必要なこともありますので、お気軽にご相談ください。



