今回新型コロナのワクチンを受けるのにあたって、実際に抗体の推移を測ってみることにしました。
ワクチンを打った後、
・いつ頃から抗体ができるの?
・どのくらいの抗体が作られるの?
・実際の感染予防の効果は?
・それって誰でも測れるの?
こんなことが気になっていませんか?
院長が1回目の接種前から数日おきに抗体検査を受けています。
抗体検査の内容については以前の記事をご参照ください
抗体検査結果の推移が下のグラフです。
第1回接種 4月22日
第2回接種 5月13日
前回の記事の最後では5月19日に測定した1293でした。
その後、さらに3日後の22日には1793まで上昇を認めました。
今回測定していたS抗体はワクチンの効果を反映しているとされています。
感染予防に関わる中和抗体とも相関すると言われており、おそらくこの状態であれば感染予防にも効果を発揮すると考えられます。
その後の推移としては26日の測定で1403、6月3日の測定では1042と徐々に低下を認めたものの、依然として高い水準で推移しています。
実感としては、体に何も変化を感じることはありません。
しかし、抗体がきちんとついているということは安心感にはつながるかと思います。
ただし、抗体がついたからといって感染予防や生活様式については変化はありません。
引き続き不要不急の外出は避け、手洗いや消毒を徹底しています。
大阪での感染者数は減少傾向ではあるものの、収束にはまだまだ遠い状況です。
これからも皆さん一緒に頑張っていきましょう。
当院ではS抗体、N抗体ともに測定可能です。
保険適応ではないため自費検査となりますが、気になる方はご相談ください。
費用などは以前のブログをご覧ください。