ワクチン接種後の抗体のつき方について様々な年代で調べてみました。
今回はワクチン接種を受けた当院のスタッフに協力してもらっています。
当院のスタッフの2回目接種から2〜3週間後の抗体価を測定したのでまとめてみました。
副反応の出方についても個人差が大きかったため、抗体価と合わせて表にしています。
副反応が最も強く出たスタッフは抗体価も高く出ていました。
副反応が弱かった人ほど抗体価も低くなる傾向が見られましたが、副反応が乏しくても抗体価が高くでた人もおり必ずしもそれだけでは判断できないと思われます。
他のデータからは性別、年齢、飲酒の頻度や内服薬によって影響されるといった可能性も示唆されています。
今後も様々なデータが集積されて発表されるかと思いますので見ていきたいと思います。
今回の当院での結果としては、程度の差はあれど全員がしっかりと抗体価の上昇を認めていました。
ただし、抗体がついたからといって感染予防や生活様式については変化はありません。
引き続き不要不急の外出は避け、手洗いや消毒を徹底していますし、スタッフ同士の会食も避けるようにしています。
ちなみに、接種後の時系列での抗体価の推移については院長が何度か抗体価を測定しながら推移をまとめています。
気になった方は過去の記事をご覧になってみてください
当院ではS抗体、N抗体ともに測定可能です。
保険適応ではないため自費検査となりますが、気になる方はご相談ください。
費用などは以前のブログをご覧ください。