暑い日が続いていますが、熱中症対策はしていますか?
人間の体からは不感蒸泄と言って、自分では感じることなく皮膚や呼吸から水分が失われていきます。
特に夏場にはこの量が増加し脱水になりやすくなります。
加えて暑くなって汗をかくことでさらに水分が失われ、脱水になりやすくなってしまいます。
高温にさらされて脱水になり、さらに体が温められることで熱中症をきたします。
そこで、まず対策として大切なことは水分の補給と体を冷やすことです!!
失われた水分を補給し、適度に空調を利用したりすることで体温が上がりすぎないようにしましょう。
一方で、熱中症対策として塩分の補給も聞くことがあるかもしれません。
では、塩分を取ると熱中症予防になるのでしょうか?
実際には塩分を取るだけでは熱中症の予防にはなりません。
汗を大量にかいたり、食事から十分な塩分が取れていない場合は塩分補給も必要です。
しかし、そもそも日本人の食生活は塩分摂取量が多いと言われています。
塩分が足りなくなる方はそんなに多くはないのです。
また、塩分摂取量が減ると身体の作用として汗などに分泌されるナトリウムの濃度を低下させ塩分の喪失を防ぎます。
相当量の汗を連続してかくことがなければ、汗だけで塩分不足にはなりにくいと考えられます。
塩分の過量摂取は血圧や心臓、腎臓にも悪影響を及ぼします。
塩分の摂取はほどほどに。。。
他にも過度な飲酒や睡眠不足、風邪などそもそもの体調不良があると熱中症をきたしやすくなります。
体調を整え、水分をしっかり摂り、適度に空調を使って夏を乗り切りましょう!!