皆さんこんにちは、心臓リハビリテーション室の赤阪です。
当院の心臓リハビリテーション室ではリハビリを実施されている患者様に対して、健康のための情報やトピックスをホワイトボードを利用してお伝えしています。
当院2階の階段を上がった所へ設置しているため、なかなか目にする機会がないと思い、今回からブログでも掲載していくように考えました。
今回は心リハ通信第12号を紹介したいと思います。
皆さんは「身体活動」という言葉をご存じでしょうか??
「身体活動」とは「安静にしている状態より多くのエネルギーを消費する全ての動作」と言います。
「運動」に加えて家事や仕事などの「生活活動」も合わせます。もちろん運動も大事ではありますが、一日トータルでどれだけ動いたのかといことも重要になります。
身体活動量が少ないと、総死亡、虚血性心疾患、高血圧症、糖尿病、肥満、骨粗鬆症などの罹患率が高くなり、高齢者の場合では寝たきりも増加すると言われています。
では、実際にどれくらい身体活動量を増やせば良いでしょうか??
今の生活にまだ余裕があれば、10分だけでも良いので動くことを意識をしてみてください。今より10分多く動くと3.2%の生活習慣病、生活機能低下を減らす効果があると言われています。ウォーキングなどの運動を実施すればより効果的ではありますが、ハードルが高い場合は動き方は取り敢えず何でも大丈夫です。
無理のない範囲でできることから始めましょう!!
- 寝たり座っている時間を減らす
- 買い物はこまめに行く
- テレビを観ながら身体を動かす
- 万歩計をつける(万歩計をつけるだけで歩数に意識が向く)
その他にも身体活動量を増やす方法は沢山あると思います。皆さんもご自身にあった方法を見つけて身体活動量を増やしてみてください。
これを書いている私も最近、活動量が減っているため意識して動いていきたいと思います。
さいごまで読んでいただきありがとうございました。これからも情報発信していきたいと思います。