
こんにちは。心臓リハビリテーション室の赤阪です。
当院の心臓リハビリテーションではリハビリを実施されている患者様に対して、健康のための情報やトピックスをホワイトボードを利用してお伝えしています。
今回は心リハ通信第29号を紹介したいと思います。
今年もあと少しですがいかがお過ごしでしょうか?
年末年始には沢山美味しい物を食べる機会が多くなるため注意が必要です。

こちらはおせち料理のカロリー、塩分量を記載しています。
塩分相当量に注目してください。一つ一つの数字を見ると沢山入っているようには見えません。
しかし、全て食べると合計で約4gの塩分を摂取してしまうことになります。おせち料理は量としては多くはないため、「大丈夫!!」と思ってしまいそうですが、一人前を食べると意外と多いことがわかります。
心臓の病気がある人の塩分摂取量は1日6g未満を目標値としているため、おせち料理だけで大半を占めてしまいます。
そのため半分にするなで少量ずつ食べるように意識することおすすめします。
次にお正月と言えばお餅です。

カロリーはお餅2切れでご飯1杯分に相当します。
3食の食事にプラスで別腹としてお餅を食べたりすることもあるのではないでしょうか?
またお餅の食べ方は「焼く」だけではなく「お雑煮」、「ぜんざい」など味を変えて食べることも多く、ついつい食べる量が多くなってしまいます。
お餅を食べる場合はご飯(白米)の量を減らすなどして調整してください。
最後に年末年始はこのような食事パータンになりがちになってしまいます。

野菜の量が少なかったりバランスも偏りが出てきます。
そのため高血圧、糖尿病、肥満など生活習慣病をお持ちの方は食べ過ぎには十分に気をつけてください。
お正月は家族が集まり楽しい一時でありますが、健康が第一ですので少し意識してもらえたら嬉しいです。
本日は以上です。



