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心リハ通信第21号

  • 2024年2月29日

こんにちは、心臓リハビリテーション室の赤阪です。

当院の心臓リハビリテーションではリハビリを実施されている患者様に対して、健康のための情報やトピックスをホワイ

トボードを利用してお伝えしています。

今回は心リハ通信21号を紹介したいと思います。

少しずつ寒さも和らぎ、これからは過ごしやすい季節になります。

そのため、これからは比較的運動がしやすくなってきます。

そこで今回は運動の必要性や運動をする際のポイントを方法をご紹介しようと思います。

 

運動の効果

・適度な運動を継続していくことで、心肺機能や筋肉の機能が向上し体力がつきます。

・血圧を下げる、血糖値や血液中のコレステロール値などを下げる、肥満を防ぐなど生活習慣病の改善にも効果があります。

これらは多くの人が知っており、想像がしやすい効果ではないでしょうか?

 

また当院は循環器内科、心臓リハビリテーションが中心のクリニックであるため、「心臓」に対する効果もご紹介します。

・心不全による再入院の回数や心不全による死亡率を減らせることができます。

・リラックスした状態をつくる副交感神経の働きを活性化し、心身のバランスを整えると共に不整脈の予防にもなります。

 

他にも運動の効果は沢山ありますが、運動は筋肉を鍛えるだけではなく、心臓などの内臓にも良く、さらに長期的には生命予後を延ばせることもできます。

当院で行っている心臓リハビリテーションの必要性の理由がここにあります。

運動は良いということはわかりましたが、どれくらいの強さ、時間、頻度を行う必要があるのでしょうか?

 

運動の強さ

6~20の数値がありますが、これは自覚的運動強度(Borgスケール)といって、身体のしんどさの感覚どれくらいなのかを数値で答えてもらうスケールです。

数値が大きくなるほど、その人にとって運動強度が強いことを表します。

14以上になると身体への負担が大きくなり、心臓病など患っている人にとってはリスクが高いです。かといって、10以下になると負荷が軽すぎるため運動効果を十分に発揮することができません。

そのため11~13の強度であればリスクも低くかつ効果的な運動になります。

実際、数字の意味を覚え続けることはできないため、「運動中に少し汗ばんでいるが運動中も会話ができたり、笑ったりできるくらい」と覚えたら良いかなと思います。

客観性は乏しいですが、医療ではメジャーなスケールであり当院でも使用しています。一般の方が自宅で運動をする際の一つの指標として使用してもらっています。

 

運動の時間

基本的には毎日、短時間が理想です。

しかし毎日は難しいため1日20~60分を週3回以上は必要です。

運動が苦手で体力に自信がない人は10分程度×2回(午前、午後)から始めても効果があります。

 

運動の種類

に示したように長続きしやすく、どの年齢でも行いやすい運動なのでおすすめします。

の方は若い人であれば問題はありませんが、高齢の方や心臓病などを患ってる方は専門スタッフに相談する必要があります。また膝や腰といった関節を痛めやすい運動となるため、運動初心者の方にはおすすめしません。

 

運動する際に注意点

最後に2点だけ注意点をお伝えします。

まず運動は食後1~2時間後から開始してください。食後すぐであると食物の消化にエネルギーを使用するため、食後に少し休憩してから運動を実施してください。

次に運動前後に水分補給を行ってください。汗をかいたり、また呼吸の息からも水蒸気の状態で水分が抜けていきます。夏場に関しては水分を持ち歩くようにしてください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回は「運動」について紹介しました。これからは屋外に出やすい季節になってきますので、参考にしていただければ幸いです。

これからも情報発信を行っていきますのでよろしくお願い致します。

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